【浜田・江津】秋にちなんだ海の生き物を紹介する企画展がしまね海洋館アクアス(浜田市・江津市)で始まった。旬の味覚や、芸術、スポーツの秋に結び付けた9種類を公開する。27日まで。
魚類展示課の永松麻里さん(33)が企画し、アクアス3階のミニアクアリウムに展示した。キノコに似た体長約10センチのサンゴの一種・ウミキノコ、体が黄色と紫色の2色で、皮をむいたサツマイモを思わせる魚・バイカラードティーバック、栗色の体表が特徴の魚シロミスジが食欲の秋を連想させる。
紅葉の形に似たジュズベリヒトデ、尾びれ付近に黒い帯をまとった魚・クロオビスズメダイも芸術やスポーツの秋と絡んで見応えがある。永松さんは「展示を通じて秋の訪れを感じ、思い思いに楽しんでほしい」と話した。
入館料は大人1550円、小中高校生500円。火曜が休館(祝日の場合はその翌日)。 (宮廻裕樹)