短歌

 ◇蓮華の会(大田市)

大くしゃみ隠れ亀虫驚きて障子の裏に飛ぶ音聞こゆ 岩谷真由美

始めての夜なべの作業つるし柿日毎覗き見幸せの甘味 有藤 雅子

黄に光る花を掲げて石蕗は秋立つ夕べの庭を彩る 沖 ヒロ子

旅終えて無人の駅は仄暗く高校生のあとを歩けり 和田 和子

近道の路地の秋草枯れはてて萎えたる茎が足にからめり 森脇 知子

時雨止みわずかに日の射す田と山に大きな虹の七色の橋 佐藤 徳郎

からからと道を横切る枯落葉見渡す山は...