「人は見た目が100%」という言葉があるように、ビジネスシーンにおいて視覚的な印象は信頼を左右する大きな要素。最近では“美容男子”も急増し、性別を問わず自分を磨く人が増えているが、「何から手をつければいいのか…」と悩む人も少なくない。そんな中、青山商事(株)の「SUIT SQUARE(スーツスクエア)」と(株)ファイントゥデイの「uno(ウーノ)」がコラボし、来春から社会人となる慶應義塾大学ソッカー(サッカー)部のメンバー30名を対象とした「肌×服でつくるトータルコーディネート講座」を開催。プロの指導のもと、現役大学生たちが“印象”という武器を身につけ、大人のビジネスパーソンへと変身していく実践的な学びの様子をレポート。
【ビフォーアフター】慶應ボーイ2名がイメチェン!? ソッカー部員がプロの手で別人級の爽やかさに
■学生たちも変化に大興奮! ネクタイや眉毛ひとつで印象は激変
講座はまず、「SUIT SQUARE」による社会人のスーツ着こなし術からスタート。「はじめての社会人に、“印象”という武器を。」をテーマに、ジャケットのボタンの留め方から靴と鞄とベルトの色合わせまで、正しい身だしなみが「信頼感」に直結することを伝授。さらに、ビジネスシーンに応じた色の選び方など、プロならではの知識も満載。入社式や大事なプレゼン、上司の結婚式からプロポーズまで、誰もが“自分ごと”としてイメージしやすいシチュエーション別の解説には、学生たちも真剣な表情で聞き入っている様子だった。
実践パートでは、3チームに分かれたコーディネート対決を実施。最後に女子マネージャーへの意見を聞くと「ネクタイの色の遊び方が素敵」と高評価が飛び出すなど、細部へのこだわりが印象を左右することを実感した様子。最後には、プロの手でイメチェンした部員2名が登場し、会場は大歓声と笑顔に包まれた。
続いて、メンズビューティーブランド「uno」によるスキンケア&メイクレッスンへ。受講生のうち、すでにスキンケアを取り入れている学生は約9割ほど。「妹のものを借りている」というリアルな男性事情も明かされる中、男性特有の肌トラブルやケアの重要性が詳しく解説された。
いよいよ始まった実践タイムでは、慣れないシートマスク姿に「恥ずかしい(笑)」と照れる一幕もみられたが、下地を塗って肌が見違えると「きれいになってる!」と感動の声が。
特に盛り上がりを見せたのは、顔の印象を大きく左右する「眉毛」のレッスン。黄金比を確認しながら、鏡と格闘して自ら描き進める学生もいれば、プロの手を借りて劇的な変化を遂げる学生も。互いの顔を見合わせ、「なんかお前、かっこよくなってる!」とはしゃぎ合うなど、見た目の変化を楽しみながら、印象をセルフプロデュースする術を学んでいた。
■働き始めてからの違和感、「服装の正解が分からない」に寄り添う
これから新社会人になる若者たちへ、今、何を伝えるべきなのか。青山商事「SUIT SQUARE」マーケティング部副部長・今井康友氏は、働き方の多様化を背景にこう語った。
「4月に向けて新生活の準備が進む時期ですが、働き方が変わる中で“どのシーンでどんな装いが適切か”は意外と分かりにくいものです。入社式や研修では定番のスーツを選んでも、配属後に先輩たちがどんな服装をしているかまでは情報が届きません。そこで私たちは、スニーカーを合わせるスタイルなども含め、シーンごとの正解を分かりやすく伝えることを意識しています。服を作るだけでなく、『この場面はこれで安心』という安堵感を届ける工夫も大切にしたいですね」
さらに今井氏は「服だけでは“見た目”は完成しない」と続けた。「ヘアスタイルや肌のケアも含めた、トータルでの印象が重要。年齢・性別を問わず美容へのニーズは確実に高まっていると感じます。今回の講座が、それを身近に学ぶきっかけになれば嬉しいですね」。
スーツと聞くと、つい「特別な日」や「ルール」を思い浮かべがち。しかし今回の講座を通して見えてきたのは、スーツもスキンケアも、誰かのためだけではなく“自分を前向きにするための選択肢”になり得るということ。ほんの少しの知識を持ち、試してみる。それだけで「今日の自分、いいかも」と思える瞬間は作れる。そんな素直な気持ちを大切にすることが自分を活かすことにつながり、社会という舞台で輝きを放つ第一歩になるのかもしれない。
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