島根県邑南町で2月28日、日本国内で就労者が増えているネパールについて学ぶ催しがあり、参加者20人はネパール産のコーヒーを味わいながら、国の特色について理解を深めた。
海外15カ国での社会開発に携わるNPO法人「アムダマインズ」の竹久佳恵さん(51)が講師を務めた。世界で唯一、国旗が四角でないことや、日本の新紙幣の原料になったミツマタがネパール産なことを紹介した。
同国では2000年代からコーヒー栽培が盛んで、現在は全75郡中40郡で586トンが生産されている。一方、カフェ文化の流行により「国内消費量が生産量を上回り、海外からコーヒーを輸入している」という。同国産のコーヒーを参加者全員で飲みながら感想を言い合った。
参加した同町地域おこし協力隊の柳凌介さん(29)は「苦みが残らず飲みやすかった。ネパールに行きたくなった」と話した。同町内には現在、ネパール人の就労者はいないが、県内や広島県では就労者がいる。催しは国際理解を深めようと、町内の団体と田所公民館が共催した。
(吉野仁士)













