木目の感触を指で確かめながら、やすりをかけていく。東日本大震災で子ども3人を亡くした宮城県石巻市の木工作家遠藤伸一さん(57)が、鮮やかな漆が映える木製品を丁寧に磨いていた。「子の思いを一緒につないでいきたい」。能登半島を襲...