―ホンダカーズ島根は2025年7月、ホンダクリオ島根(松江市)とホンダカーズ出雲(出雲市)が経営統合して誕生しました。
営業や整備の方法などが違い、両社がなじむまでに時間がかかりましたが、統合効果を生かしシェア拡大を図っています。メーカーが推進する高度な修理にも対応して強みとしていく考えです。社員一人一人が成長を目指せるような環境を作っていきたいと思います。

 

―最近の業況はいかがですか。
軽自動車の「NBOX(エヌボックス)」が車内空間の広さや出力、燃費の良さなどで人気です。新型タイプが投入されたSUVの「VEZEL(ヴェゼル)」も以前のホンダ車の特徴だったスタイリッシュな外観で、幅広い世代のユーザーに好評をいただいています。

 

―人材育成に注力していますね。
魅力ある社員を育てることに注力しています。今年は新たに元客室乗務員(CA)による研修を導入し、立ち姿や接客サービスなど一流の接客を学んでいます。経営理念や行動指針を記したオペレーションガイドブックを全社員に配り、毎朝読む活動も展開しています。こうした取り組みで、若手もベテランも共通意識を持って働いています。

 

―業界では人手不足の課題があります。対策は。
自動車整備士を確保するため、県立東部高等技術校などを通じて地元出身者を採用しています。各拠点では、外国人技能実習生も登用しています。採用活動では、ベトナムの現地を訪れる活動も実施しています。家族たちにも会い、現地とのパイプもできてきました。

 

―地域貢献活動にも長年、力を入れています。
松江、雲南両市と災害時の車両貸与の協定を結びました。自然災害時の初動対応で車が必要になった場合などに支援活動を展開する内容です。青少年の文化活動やスポーツ活動、島根スサノオマジックの支援も展開し、地域に根差した企業を目指しながら自動車販売にもつなげたいと考えています。

 

私達は、島根の地に根差し、地域の皆さまと共に歩む自動車ディーラーです。私達の仕事は、車両や修理の提供に留まらず、お客様の暮らしに寄り添い『安心・快適・笑顔あふれるカーライフ』を支えることにあります。そこで大事なのは一人ひとりが持つ”人や地域のご縁”を大切にしながら社員全員が行動することです。『人とのつながりを大切に思う心』と『地域を大切にしたいという想い』を持ち、島根の未来を共に走り、いっしょに成長していける仲間をお待ちしています。

金津 健(かなつ たけし)=島根県松江市出身(49歳)2025年7月より現職
趣味はツーリング(バイク)とゴルフです。休日は会社の仲間とツーリングをしたりゴルフをやって楽しんでいます。