―中国5県に営業拠点を構え、全国のメーカーから仕入れた住宅資材を販売店に卸売販売しています。
2025年4月に建築基準法が改正され、審査に時間を要するようになりました。建築資材や人件費の高騰も重なり、着工数が減少し、業界全体が大きな影響を受けました。一方で、木造の非住宅物件建設の増加や設備投資は増加傾向となりましたが、着工数減少の影響は大きく例年に比べて市況は厳しさを増していました。こうした中で、全ての社員が同じ方向に向かい一つとなり業務に取り組むことが出来たことで前年の売上高を上回ることができました。

 

―近年、災害が多発し、住まいづくりのニーズも変化しています。
建築資材に関心を持つ人は年々増えており、より厳しい耐震、省エネ基準を希望する方が益々増えると思います。お客さまが家づくりのどこに主眼を置いているのかによってそれぞれに合わせた提案をする「提案力」が大切だと考えています。社員一人一人が数あるメーカーごとの特長を知識として持つことで、お客さまに対して的確なアドバイスが出来ると考えています。山陰だけでなく山陽側の大きな市場でも提案力により売り上げを伸ばしています。

 

―6月には建材や設備機器の展示会「総合住宅資材特別市」を開催します。
年に1度の開催ですが、多くの方に来場していただいています。販売店や施主の方だけでなく一般の方にも開放し、いつか家を建てる時の参考にしてもらうため、ゆっくりと展示商品を見ていただけるよう、飲食やアトラクションブースなどさまざまな企画を設けています。一般の方にも開放することで少しでも地域貢献の場となればと考えています。

 

―今年は創業から110年を迎えます。
我々の卸売の一番大切な役割は、お客さまが必要とする商品を揃え、タイムリーに届けることだと思っています。これから先も、お客さまの商売が広がりを見せるような提案をして、日々の商売のサポートが出来るよう努めていきます。

 

現状に満足することなく、失敗を恐れず、今日出来なかったことを明日出来るよう挑戦する人。

小西治=鳥取県米子市出身(68歳)2003年現職に就任 1980年大学を卒業して4年間子会社に勤務。1984年コニシ入社 現在に至る。 趣味はゴルフ。2023年長男結婚 2025年2月内孫誕生。