―自動車販売の状況はいかがでしょうか。
新車では昨年、改良された電気自動車(BEV)の「bz4X」が走行距離が伸びたことやデザインの良さから高評価をいただいています。国のクリーンエネルギー自動車の導入促進補助金の増額も追い風となっています。BEVが欲しい方にのみ販売するのではなく、お客様のニーズに沿った選択肢の一つとして提案することで、販売に結びつけています。また、新車に加えて、中古車の販売も伸ばしています。走行距離が多い車両や年式の古い車両を安価で提供することで、商品ラインナップを拡充し、需要を捉えています。

 

―業界では、不足する自動車整備士などの人材確保が課題です。
対策として、設備面では空調機器を有効に使う電動シャッターの整備を進めています。

 

―研修制度や人材育成策の充実にも力をいれていますね。
従来の集合教育に加え、現場でのOJTにも力を入れております。年次ごとに習得すべき内容を体系化することで、先輩社員も指導がしやすくなりました。新人の育成を通して、先輩も共に成長する「教え・教えられ」という形が整い始めました。昨年から参加しているレース活動のお陰もあり、車好きな整備士も増えてきたように思います。また、営業スタッフについても、教育制度の大規模な見直しを図っています。AIトランスフォーメーション(AX)化で物事が激変する中、我々に求められる事が何かを定義し、それに向けた人づくりを進めていけるように準備中です。

 

―今後の方針を聞かせてください。
今年はグループとして90周年の節目になります。新年の年頭会議では、従業員約700人が所属を横断し、今後の更なる発展に向けて、何が必要になるかといったことを議論しました。地域との関わり方や新規事業など前向きな意見が多く出ました。90年前、自動車自体が夢の乗り物だった頃のように、現代においても社会に夢を与えられる企業を目指して邁進してまいります。


若い時の挑戦や経験は後々、役に立つことが沢山あります。好奇心を持ち、物事や人に興味関心を持って行動していけば、豊かな人間性が身についていくと思います。 そんな豊かな人間性を持ち、自分以外の方々やこの地域のために働きたいと思っておられる方は是非、一緒に働きましょう。地域を盛り上げていきましょう!

野々村健志=島根県松江市出身(44歳)2022年に現職に就任。
大学卒業後、トヨタ自動車に入社し、生産管理部門、国内営業部門、米国トヨタで勤務しておりました。2013年に島根に戻り、島根トヨタグループの業務に従事しています。 学生時代に行っていた登山が懐かしくなり、数年前から再開しました。年1回はテントを担いで山に行けるように予定と体力を調整しています。