
―2025年7月に「西日本電信電話株式会社」から「NTT西日本株式会社」へ社名変更されました。
NTTグループは民営化以来から40周年の節目を迎え、固定通信を礎に、モバイル通信やITビジネス、海外事業へと領域を広げ、社会の課題解決に取り組んできました。近年は「IOWN(アイオン)」など次世代通信技術にも挑戦しています。「通信会社」から「地域のお客様とともに価値を創るパートナー」へ進化し、未来に向けて歩み続ける決意を込め、社名を「NTT」に統一しました。
―島根県美郷町での自動運転電気自動車(EV)の実証事業を続けています。
自動運転レベル4の社会実装を目指して全国各地で実験しています。美郷町と12月と1月に、通信環境が十分でない中山間地域で実走し、複数のモバイル通信回線を束ねる新技術や、圏外でも通信できるシステムの有効性を検証しました。実用化されれば交通手段が限られる地域の支援や町のにぎわい創出につながります。今後も自治体の皆さまと協力して課題解決に取り組みます。
―実業団選手によるスポーツ教室を主催するなど地域貢献活動にも積極的ですね。
26年2月にはNTT西日本ソフトテニス部から世界大会で優勝経験を持つ内田理久選手(浜田市出身)ら4人の選手を招いた教室を浜田市で開きました。トップ選手と交流し、島根の子どもたちが未来への希望を持つきっかけになればと願っています。
―大阪・関西万博でNTTグループは次世代ネットワーク構想の実証に取り組みました。
IOWNは、通信から情報処理までを光で実現するALL光の次世代通信技術です。万博ではこの技術により、低遅延・大容量・圧倒的省電力という特徴を活かし、遠く離れた場所にいながら空間そのものを共有する新たな体験を実現しました。この成果を社会実装へとつなげ、データセンター間通信や金融・製造・教育・医療分野へと展開することで、地域の制約を超えた持続可能な社会インフラを築いていきます。

AI、そしてIOWN——未来の技術が「いま使える力」になろうとしています。距離の壁がなくなり、島根発の挑戦が世界へ広がる時代です。NTT西日本は地域の皆さまと社会課題解決に挑み、山陰エリアの誇りある文化を未来へつなぎます。 若手の皆さまのひらめきと行動が、島根を次のステージへ押し上げます。共に、まだ見ぬ可能性を形にしていきましょう。

福島悦子=岡山県浅口市出身(52歳)2024年に現職に就任。
毎日「ばけばけ」を楽しみに拝見し、神々の国・島根の美しい心や文化、景観の魅力を改めて感じています。自身ルーツの加茂町近くで過ごせるご縁に感謝です。 着任後は松江、出雲、石見、隠岐へ友人や同僚が訪れ、ご案内の機会にも恵まれました。 今は隠岐の設備仲間が贈ってくれたAIイラストの横断幕が大切な宝物です。












