ハーンと後鳥羽上皇の衣装で登場した子どもたち=島根県海士町海士、町役場
ハーンと後鳥羽上皇の衣装で登場した子どもたち=島根県海士町海士、町役場

 住民による手づくりのファッションショーがこのほど、島根県海士町であった。同町に流配された後鳥羽上皇とNHK連続テレビ小説「ばけばけ」で注目され、ゆかりのあるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモチーフにした衣装を着た子どもたちがレッドカーペットを笑顔で歩いた。

 住民がモデルやメーク、舞台演出を務めた。「未来へ続くKAIDAN」をテーマに、上皇とハーンの衣装を着た2人の少年が歩いて登場し、幕開けした。

 地元の女性3人がモデルに化粧を施すパフォーマンスを見せ、小中学生12人は目を引くワンピースやあでやかなドレスでポーズを決めて、集まった250人を沸かせた。三味線とキーボード、歌、ピアノ連弾なども披露され、音楽で盛り上げた。

 ショーは3回目で、美ama実行委員会(小田川啓子代表)が主催し、メークとファッションショーのイベントを手がける美容業・SAMURAI(出雲市白枝町)が協力した。

 3姉妹と長男が出演した井田竜太さん(40)は「4人を育てるのは大変だったが、このような舞台を歩かせてもらい感謝している」と話した。長女で海士中2年の弘花さん(14)は「3カ月練習した。いい経験ができた」と喜んでいた。

(鎌田剛)