飾られたつるしびなを楽しむ来場者=出雲市斐川町原鹿、旧豪農屋敷
飾られたつるしびなを楽しむ来場者=出雲市斐川町原鹿、旧豪農屋敷

 出雲市斐川町原鹿の旧豪農屋敷で25日、手作りのつるしびなの展示が始まった。竹灯籠の明かりに照らされた色とりどりのつるしびなが、訪れた人に春のぬくもりを感じさせている。入場無料、29日まで。

 約1600個のつるしびなが、手作りのアーチや灯籠オブジェと組み合わせて飾られている。市民ら24人でつくる出雲つるし飾りの会が、半年かけて制作した。馬(物事がうまくいくように)や紅白千代結び(縁結び)など、48種類の一つ一つに願いが込められているという。

 家族4人で訪れた同市小山町の看護師武田直子さん(39)は「ほっこり温かい気持ちになる」と見上げ、長女で四絡小4年の珠々海(すずみ)さん(10)は「ウサギや花、いろいろな形があって春っぽくてかわいい」と喜んでいた。

 園山明生子代表(75)は「古民家で心優しい文化を堪能し、ひとときでも心安らいでもらえたらうれしい」とほほ笑んだ。

 午前10時~午後4時。29日は午後3時まで。 (今井菜月)