感謝状を手にする高橋徹さん(左)と池脇陽太さん=益田市東町、益田署
感謝状を手にする高橋徹さん(左)と池脇陽太さん=益田市東町、益田署

 特殊詐欺の被害拡大を防いだとして、益田署はこのほど、益田市駅前町の山陰合同銀行益田支店の行員、池脇陽太さん(23)と支店長代理の高橋徹さん(61)に感謝状を贈った。

 市内の60代女性が1月28日、インターネット上の投資広告を通じて英国の投資会社で働くという男に電話で投資に誘われた。指示されて携帯電話に画面共有とプリペイドカード関連のアプリを入れ、4万5千円分の電子マネーを入金したところ、カードアプリからだまし取られた。

 追加で50万円の入金を要求され、融資のために2月2日、同行益田支店へ来店。「投資で必要、増やして返すと言われている」と言われた池脇さんが詐欺を疑って高橋さんに相談し、高橋さんが110番通報した。

 感謝状を受け取った池脇さんは「顧客に寄り添う心がけが被害防止につながった」と振り返った。過去にも詐欺被害を防いだことのある高橋さんは「時間がかかると帰ってしまう方もいる。速やかに警察に相談することが大事」と話した。 (堀尾珠里花)