島根での医療提供体制の持続について鍵を握るのは勤務医の年齢構成だ。周産期医療を支える産婦人科などで勤務医の高齢化が進行し、島根の将来を担う人材となり得る研修医や専攻医の確保も重要。データから読み取れる現状や課題を探った。

(上)島根の医師数、一部圏域で深刻 10年間で県の充足率8.3ポイント上昇も…

 島根県全体で勤務医の平均年齢は47・0歳(2025年)。問題は分布の偏りだ。

 60歳以上の常勤医の割合は19・8%。県内常勤医の7割以上が集中する松江と出雲を比較すると、出雲が...