音楽ユニット・TMNETWORKが8日、全国13都市18公演を巡ったツアー『TM NETWORK TOUR 2026 QUANTUM』のファイナルを神奈川・横浜アリーナ公演で迎えた。
【ライブ写真】ツアー『QUANTUM』横浜アリーナ公演 TMNETWORKメンバーのソロショットなどたっぷり!
本ツアーは“QUANTUM(量子)”をコンセプトに掲げ、“量子もつれ”という概念を軸にテーマを構築。過去・現在・未来を横断するような演出と楽曲構成により、従来のライブの枠を超えた体験型インスタレーション的な音楽空間を提示した。またTMNETWORKは、ツアーの過程で名称をこれまでの“TM NETWORK”から“TMNETWORK”というワンワードへとサイレントリニューアル。その変化は単なる表記の問題ではなく、ユニットとしてのアイデンティティーの在り方そのもの──過去・現在・未来を同時に存在させる“量子状態”への移行を意味しているという。
ツアーでは「Get Wild Continual」「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)」といった代表曲を披露しつつも、各楽曲は再構築され、映像、照明、サウンドを高度に同期させることで、新たな音楽体験として提示された。
中でも、新組曲「QUANTUM」は本ツアーの核となる楽曲となった。プログレッシブロックな構成とエレクトロニックサウンドを融合させた大作であり、時間軸を再構成するような演出とともに、観客の記憶とリンクする体験を創出した。さらに、2000年発表のアルバム『Major Turn-Round』期のプログレ組曲もリアレンジ。最新の音響技術によってアップデートされたサウンドは、過去の楽曲を新たな価値として再定義する試みとなった。
パフォーマンス面では、小室哲哉がサウンドデザインの中核を担い、緻密かつ即興性をあわせ持つ音像を構築。木根尚登は多彩な楽器演奏で楽曲を支え、宇都宮隆のボーカルは高い表現力で観客を引き込んだ。2DAYSとなった横浜アリーナ公演は、ツアーを通して培われた完成度の高さを総括する内容となった。
なお、同ツアーは今後、追加公演として東京・有明アリーナで5月1日、2日に“真のツアーファイナル”を開催。さらなる進化を遂げたステージが期待される。
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