4月14日スタート『夫婦別姓刑事』より (C)フジテレビ
4月14日スタート『夫婦別姓刑事』より (C)フジテレビ

 俳優の佐藤二朗と橋本愛がW主演するフジテレビ系連続ドラマ『夫婦別姓刑事』(毎週火曜 後9:00)が4月14日からスタートする。放送を前に主演の2人が囲み取材に出席。今回が初共演となる2人が、お互いの印象や、ドラマ内で表現したいことなどを息ピッタリの掛け合いで語ってくれた。

【写真】名バディの予感…!肩を寄せ合う橋本愛&佐藤二朗

 本作は、コミカルな刑事ドラマの装いの裏に、緻密な謎と登場人物の感情が絡み合う、コメディーと考察要素が交錯するミステリードラマ。

舞台は東京・中野区にある沼袋警察署。通行人同士のけんかやご近所トラブルから、窃盗・詐欺事件まで、大小さまざまな事件を扱う地域密着型の警察署。その刑事課に所属するのが、名バディ刑事・四方田誠(よもだ・まこと/佐藤)と鈴木明日香(すずき・あすか/橋本)だ。抜群のコンビネーションで事件を解決していく2人だが、実は誰にも言えない秘密を抱えている。それは、2人が“夫婦”であることだ。

――企画を聞いた感想を教えてください。

佐藤:オリジナルという部分に惹かれましたね。(企画・原案の)秋元康さんは「現場の人たちに任せる」と言ってくださったんだけど、唯一これだけはということで「佐藤二朗をかっこよく見せてほしい」と。スタッフたちはどうしようかなとなっていると思うんですが、一番どうしようかなと思ったのは僕です(笑)。未だにその答えは見つかっておりませんが、あとは野となれ山となれです(笑)。

橋本:コメディー色の強い作品を今まであまりやったことがなかったので新たな挑戦です。自分が今まで鍛えてこなかったスキルを学ぶ機会になるというのが、最初の思いでした

――お互いの印象について教えてください。

佐藤:いろんな作品を拝見していますが非常に、俳優としての垢がついてない。これはとてもいいことですし、選ばれし人だと思う。僕は映像やり始めて26年ぐらいになりますけど、とにかく俳優の垢をそいでやりたいと思っているので、それが最初からできている人というイメージ。素晴らしいと思います。

橋本:唯一無二のお芝居をされる方。すごく表現が豊かというイメージがある一方で、作品や表現に対して真面目に向き合ってらっしゃる方なのだろうなっていう印象を抱いています。

佐藤:いくつになっても、やっぱ褒められるっていうのはいいね(笑)。

――演じるキャラクターの印象を教えてください。

佐藤:僕は何度も言いますけど、精神年齢6歳の56歳児ということを標榜しておりますけどもね、(役柄も)子どもっぽいとかじゃなくて、子ども。実際にそういうシーンもあるんです。

橋本:正義感が強くて芯の強い、結構パワフルな女性。一方で、家庭に入ると上司と部下っていう、その仕事上の関係が一気に逆転する。そういったところを楽しんでもらえたらなと思っています。

――キャラクターとの共通点はありますか?

橋本:自分で言うのも…という気持ちはありますが、弱い立場に置かれてしまっている人に対して、寄り添いたいという気持ちがあります。また粗雑に見えるけど、実はものすごくちゃんと気を使って、周りの空気感を大切にしている。親しい人にはすごく自分をさらけ出していたりとか、そういったところは役作りを深めなくても、自然体で演じられると思っています。あとは、振り回されたくはないですね。

佐藤:そういう意味でもいいバディになります。私はどちらかというと、できれば振り回されたいですから。

――警察を題材にした作品はこれまでにも数多く作られていると思います。その中で、本作ならではの魅力、“バディ役”をどう作り出していくかを教えてください。

佐藤:俳優では、学校の先生、弁護士、医者、刑事は絶対に1回は経験しているっていうぐらいの頻度でありますからね。ただ、夫婦であることを同僚に隠してバディを続ける刑事という設定は他にないものだと思います。

そしてこの作品の本当に肝になるのは、この2人の関係性。夫婦でありバディである2人の関係性がとにかく大事だと思うので、その空気感やグルーヴ感みたいなものを大切にしていきたい。橋本さんと一緒に作っていければと思っています。

橋本:これだけたくさん描かれるテーマというか職業ですけど、実は刑事役は初めてです。だからアクションシーンとか手錠とかも全部、やれることは全部やりたいなと思っています(笑)。

また刑事はおそらく男性の方が多い職業なんじゃないかなと思っていて、その中で女性が活躍することって、少し前までは今よりもっと難しかった職業だと思っていて。だからこそ、やっぱり自分が女性刑事として、魅力的なキャラクターを演じられたらすごくすてきなんじゃないかなって思いますね。

バディとしては佐藤さんの表現に対して、私がどんな佇まいでいるかどうかだと思います。楽しんで、すてきな関係性を作っていけたらなと思っています。