覆面ライターが、番組出演者の素顔に迫る番組『ライターズ!』(日本テレビ系)。19日(深1: 30)の放送では、俳優の波瑠と麻生久美子がW主演を務める、日本テレビ系水曜ドラマ『月夜行路―答えは名作の中に―』(毎週水曜 後10:00)の会見に潜入。その様子と共に、2人への単独インタビューもお届けする。
【画像】「いつも食べ物くれます。大好き!」「やだー(笑)」“ゆるふわ”掛け合い、波瑠&麻生久美子
■波瑠&麻生久美子、充実した撮影振り返り「2人で旅をしている感じを疑似体験」
放送開始から2話を終えたばかりの『月夜行路 ―答えは名作の中に―』。名作文学を通して事件の真相に迫る、これまでのミステリードラマと一線を画した手法が話題を集めている。
都内某所、撮影スタジオに大阪ロケを終えたばかりの2人を迎え行われた記者会見には、多くのマスコミが来場。そこへ今回ライターを務めるパーカー・キクチも潜入し、周囲の冷ややかな目に心が折れそうになりながら後列端に陣取った。
進行役の質問から始まった会見は終始和やかなムード。大阪ロケでの感想を問われた波瑠は、「大変でしたけど、とっても楽しかったですしすごく素敵な画が撮れたんじゃないかと思います」と軽やかな口調で振り返った。
「かなり先のシーンというか、話数が進んだところまでギュッとまとめて撮影したんですけど、涼子を演じる麻生さんとの撮影がすごく楽しくて。物語のように2人で旅をしている感じを、疑似体験できたような楽しさもありました」。
麻生の言葉からも充実した撮影や作品に対する手応えが感じられ、同時に現場の楽しそうな空気が伝わってくる。
「大阪でギュッと撮影をしたことによって、作品の全体像が見えた気がします。特に、波瑠さん演じるルナがとてもよくて、すごく魅力的なんですよ。今まで見たことのない波瑠さんがいて、彼女自身もそうですし、ルナというキャラクターにもすごく惹かれています。大阪ロケは大変でしたけど、大阪らしい場所でロケをするのがすごくよかった。何度も大阪には足を運んでいますが、通天閣には初めて行きましたから」。
その後、会場に集まった記者たちからの質疑応答へ移行。それぞれの役についての印象を問われると、波瑠はこれまで経験のないキャラクターを演じることに楽しさを覚えている様子。
「チャーミングさが強く描かれているキャラクターだなと。これまでは、仕事に没頭しているような役が多かったので今回はすごく新鮮でした。かわいらしい振る舞いをするとか、そんなところが彼女のバックボーンの部分とも繋がって見えたらいいなと思って演じています」。
では自身の素はクール系なのか、カワイイ系なのか。そんな記者からの変化球的質問にも、ユーモアを交えながら笑顔で答える。
「私はみなさんが想像するほど、『ビシッとカッコいい人です!』なんてタイプじゃないですよ(笑)。じゃあ、かわいいかといったらそういうことでもない…なんか答えにくいですね(笑)。めちゃめちゃビシッとしている人間では全くないので、ある程度、愛嬌を使えたらなーって感じです」。
続いて麻生に話が振られると、実生活と照らし合わせながら演じる役に対して共感できる点もあると言葉を紡いでいく。
「私が演じる涼子は、母であること、妻であることの役割が(女性としての自分より)先に来ている人だと思っています。そうやって家庭を支えてきたけど、子どもたちや旦那さんとの齟齬から、どんどん孤独を感じてしまう。物語の冒頭では、自分自身がどういう人間なのか、わからなくなってきてたんじゃないかなと。私自身も娘と息子がいる母親で、涼子と似た環境なのですが、仕事をさせてもらっているから、まだ自分があると感じるのかもしれません。なかったらやっぱり私も母であることが頭のほとんどを占めるんだろうなって。そこがすごく共感できるポイントでしたね」。
さらに、話題は撮影の合間に交わされるフリートークへ。内容を問われると、麻生は「だいたい食べ物の話」と即答。さらに波瑠が、麻生と盛り上がった話題について教えてくれた。
「健康グッズの話になったんですよ。私もすごい興味があって。麻生さんが、最近有名な健康グッズを持っていて盛り上がりました。そしたら麻生さんが、『買ってあげよっか?』と言ってくれて(笑)」。
それについて麻生も「(波瑠が)すごいかわいくてなんでも買ってあげたくなっちゃうんですよ」と間髪入れず受け答え。ほかにも、久しぶりの共演となる波瑠の意外な部分や驚いた出来事について触れる。
「意外となんでもよく食べますよね(笑)。そこがすごく素敵で、これ食べない? あれ食べない? ってなんでも勧めちゃいます。しかも、食べるのに全然太らない」。
そして、ついに質問はパーカー・キクチの番に。今回のドラマは過去の名作文学がキーになっていることもあり、普段から読書をされるか聞いてみた。すると波瑠は苦笑いを浮かべながら言葉を繋ぐ。
「読書はですね…お恥ずかしいことに最近はまったく読めていなくて。最近読んだ本といえば、物を減らすにはどうしたらいいかとか片付けとは、みたいな内容のモノ。ただ、たいがい何もせず終わっちゃいます(笑)」。
「わかるー」と同調しながら、麻生もここ最近は読んでいないと回答。ただ、過去にハマった作品があったとか。
「私も…最近となるとそんなに読んでないですけど、漫画は好きなのでよく読みます。学生時代に角川ホラー文庫にハマっていて、今も読んでみたい気持ちはありますね。あと、貴志祐介さんとか、ハマった作家さんの作品はとことん読みますね。影響を受けた作品を挙げるなら『檸檬』でしょうか」。
■波瑠、母と海外旅行中にトラブル「母が鼻血を出し緊急入院しちゃって…」
会見終了後、わずかな時間をいただきインタビューを敢行。パーカー・キクチの怪しい姿をいかぶりながらも、麻生はドラマのことや自身のことについて快く語ってくれた。
「現場の雰囲気がすごく良くて、楽しく撮影させてもらっています。でもあまりに波瑠ちゃんがNGを出さないから、こっちがすごい緊張してしまいますよね。もう完璧なので、おびえながら演じています」。
「そんなことないじゃないですか(笑)」と、すぐさま波瑠も反応。2人のやりとりから現場の温かい空気が伝わってくる。そんな2人が出演するドラマ『月夜行路 ―答えは名作の中に―』だが、最初に台本を見た感想を聞くと、波瑠からは心から楽しんでいる節が見て取れる。
「読んでいてワクワクしますよね。2人の旅がずっと続けばいいのになって気持ちにもなっちゃう。私が演じるルナは、私自身にないものを全て持っている人。 ものすごく博識で文学オタクながら、バーのママとしてふと出会った涼子さんの心もグッとつかんでしまって。年齢的にも未熟な部分がたくさんあるはずなのに納得させてしまう力というか、そういうのもすごくある女性で、カッコいいなと思ってしまいますね」。
物語は2人の女性が出会い大阪へと旅に出かけるところから始まる。そこで、これまで印象に残っている旅についても聞いてみると、意外にも大変だった出来事を真っ先に口にした。麻生は回想する。
「私、旅に行くとすごい具合が悪くなっちゃって。半日入院したり、食べ物によくあたっちゃったりもするんですよ。スペインに行った時なんて、市場でサーモンを食べてすごくおいしかったんですけど、帰りにじんましんがブワーッて出て。ずっと飛行機の中でかゆみ止めを塗っていました」。
ただ、それでも旅はやめられないと麻生。波瑠もその話にうなずきながら旅先で体験したトラブルについて話す。
「母とオーストラリアへ旅行に行ったんですけど、帰国の日の朝、母が鼻血を出し緊急入院しちゃって結局帰りの飛行機に乗れませんでした。幸運にもすぐ退院できたんですけど、私、英語が全くできないので、病院とのやりとりとかあの時なんで乗り切れたんだろうって今でも不思議。旅行の印象って、私の中ではほぼほぼ事件なんです」。
なかなかどうして振り返ってみると、旅の思い出はアクシデントや苦労した出来事の方がなぜか印象に残る。劇中の旅も、殺人事件に巻き込まれるなど散々だが、その度、2人の絆が深まっていく気配もする。ほかにもさまざまな伏線がはられ、どのように回収されていくのかも見どころ。今後の展開がますます楽しみな『月夜行路 ―答えは名作の中に―』は22日水曜、午後10時から第3話が放送される。
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(取材・文/パーカー・キクチ)
※取材の模様は、19日深夜放送の『ライターズ!』(日本テレビ系/日曜 深1:30)でもご覧いただけます。
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