全国的に無名だった伊藤蒼唯(22)は2022年4月、駒沢大に入学した。1年からメンバー入りすると、箱根駅伝6区で区間賞を獲得する衝撃のデビューを果たした。

#(上)河南中時代のマニアックな「練習日誌」
#(下)強豪・富士通から目指す道

「地道に練習するしかない」

 4年田沢廉(現トヨタ)、3年鈴木芽吹(同)、2年篠原倖太朗(現富士通)ら学生長距離界の顔役がそろったチームで、当初は力の差は認めざるを得なかった。「地道に練習するしかないと思った」。大学トップ選手がしのぎを削る環境に...