山陰中央新報 Recruitment
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Interview / インタビュー

「地域のリアル」を記録し、
未来に残したい

宮廻 裕樹

西部本社報道部

法文学部卒/2021年入社

鹿島 波子

Profile

西部本社報道部に配属となり、5年目。島根県西部を中心に警察、消防、大学関係、スポーツ、選挙など多岐にわたる取材に携わる。クマの被害や石見神楽の伝承など地域の課題や文化の継承に向き合っている。※所属・仕事内容は取材当時

現在の業務内容

「55年ぶりの大阪万博公演」
石見神楽に密着した3カ月間

入社以来、浜田市を中心に取材をしています。担当分野は固定されておらず、警察や消防、浜田海上保安部、島根県立大学浜田キャンパス、スポーツ、選挙、地域課題など多岐にわたります。松江本社に比べて記者の数が少ないため、ジャンルを問わず、地域の出来事に幅広く触れられるのが西部本社の魅力です。

2025年は特に石見神楽の取材に力を注ぎました。大阪・関西万博に合わせて企画された「55頭の大蛇」が登場する特別公演を、春から本番の6月まで密着。何度も現場に通い、神楽団員の思いや課題、地域文化の現在地を丁寧に掘り下げました。後続の特集企画も手がけました。文化の継承など神楽を切り口に地域が抱える問題を見つめ続けています。

ほかに、社会的関心が高いクマ被害の実態も取材しました。山に入り、専門家の声を聞きながら現状を分析。国の政策と地方の現場とのギャップなど、地方紙だからこそ捉えられる課題も少なくありません。住民にとって必要な情報を、分かりやすく届けることを意識して日々過ごしています。

今後の目標

「山奥にこそ物語がある」 記者として大切にしたいこと

これからも地域にしっかりと根ざし、そこにしかない物語を掘り起こせる記者でありたいです。地方は人口減少や高齢化など課題ばかりが語られがちですが、その中でも光を放つ人や、静かに受け継がれてきた文化が確かに存在します。そうした地域の価値を丁寧に探し、未来へ残していくことが、自分にできる役割だと感じています。

学生時代から歴史の研究や古文書を読み解く活動に取り組んできたため、「文章で残すこと」への思いは強いです。地域の人が語り継いできた話や、現場で見聞きした事実を記録に残すことで、将来、誰かが地域を理解する手がかりになる―。そんな記事を書ける記者になるのが理想です。

今後は、山間部の小さな集落や人の少ない地域の取材にも積極的に取り組みたいです。自分だからこそ出会える人がいて、自分だから書ける視点があるはずです。紙面作りや整理部にも関心があり、ゆくゆくは編集の視点も学びながら記事の伝わり方にも責任を持てる記者を目指しています。地域の今を見つめ、未来に残す。そんな使命感を持って、これからも取材を続けていきたいです。

学生生活を振り返って

学生時代に磨いた「読む力・書く力」が仕事の原点

学生時代は近現代史を中心にした文献の読解や論文の執筆を通じ、文章に触れ、向き合う時間を多く持ちました。歴史そのものも好きでしたし、書くことが好きだったのが新聞社を志望した一番の理由です。「地元紙で働く」という選択は、自分からすれば自然な流れだったのかもしれません。

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