ハゼを釣り上げ、喜ぶ子どもたち=松江市千鳥町、宍道湖岸
ハゼを釣り上げ、喜ぶ子どもたち=松江市千鳥町、宍道湖岸

 【松江】「マーブル宍道湖ハゼ釣り大会」が9日、松江市千鳥町の千鳥南公園周辺であり、家族連れら200人が秋晴れの下、水辺で楽しいひとときを過ごした。

 山陰ケーブルビジョンが日本釣振興会島根県支部の協力を得て企画し、18回目。参加者は約2時間糸を垂らし、体長10~15センチのハゼが釣れるたびに湖畔に歓声が響いた。父親と参加した松江市西川津町の二宮隼汰ちゃん(4)は「(リールを)グルグル回していっぱい釣れた。楽しかった」と笑顔をみせた。

 参加人数を例年の半分以下に制限。コロナ禍により親子で参加できるイベントが減っているためか、募集開始から3日で定員に達した。日本釣振興会中国支部の蔭山清顧問(82)は「親子が楽しく釣りをしている姿を見ると、こちらもうれしくなる」と、開催を喜んだ。 (多賀芳文)