雪の影響で27日、鳥取県の智頭、三朝両町で電柱が倒れて道路をふさぎ、3世帯7人と民宿の宿泊客1人の計8人が孤立した。いずれも健康被害はない。

 県によると、智頭町板井原では2世帯3人と宿泊客1人が孤立した。午後6時時点で解消されていないが、歩いて移動可能で2人は避難し、民宿の経営者1人と宿泊客1人はとどまっている。新たな倒木の恐れがあり、停電復旧のめどは立っていない。

 三朝町三朝では、1世帯4人が一時、孤立。別ルートを除雪し、解消した。

 智頭町芦津では倒木で一部の車両の通行が難しくなった。三朝、芦津の両地域とも停電し、復旧を急いでいる。 

(桝井映志)