田鍋梨々花さん=松江市内
田鍋梨々花さん=松江市内

 島根を舞台にした青春ドラマ「しまねがドラマになるなんて!」(制作・島根県、TSKさんいん中央テレビ、山陰中央新報社、読売広告社)の放送が20日、スタートする。全編島根ロケに臨んだヒロイン役の田鍋梨々花さんは、約1週間の滞在で、島根の自然の豊かさや人の温かさに心を打たれたという。撮影の秘話や島根の印象を聞いた。 (聞き手は報道部・森みずき)

 -初めての島根で印象的だったことは。
 自然です。夕日がめちゃくちゃきれいで、宍道湖に沈む瞬間が見られたのが印象的でした。魚が跳ねる場面も見ることができました。普段は湖や森には行かないのでとても新鮮でした。町の人も優しく、撮影の終わりにあいさつをたくさんしてくれました。出雲大社のりんとした空気も良かったです。

 -食べ物の思い出は。
 シジミの大きさに感激しました。しじみ汁は普段から飲んでいますが、産地は気にしたことはなかったです。一つ一つの身がしっかりしていて好きですね。友達にもおすすめしたい。ノドグロの塩焼きと茶漬けもいただきました。とろっとしていて、骨の近くの部分までおいしかった。

 -島根で高校生活を送るとしたら。
 島根の人は本当に優しいので、すぐに友達もできて、楽しめそうです。なんといっても景色が良いので、毎日眺めながら通学できたら、癒やされるだろうな。普段はインドア派で、コロナ禍でもあり、オンラインのゲームや電話でやりとりをしています。でも、島根で友達と遊びに行くなら自然が多い所に行きたいです。宍道湖でシジミも採ってみたい。

 -気になった方言は。
 方言があまりない千葉県の出身です。感染性胃腸炎を「ちょうかんぼう(腸感冒)」と言うのは台本で初めて知り、印象に残りました。島根の方言はかわいいですね。「ちょうかんぼうになっちゃった」って言ってみたい。

 -ドラマの見どころを教えてください。
 キャラクターの一人一人に個性があり、それぞれが違うことに悩んでいます。支え合いながら協力するところが温かいです。47都道府県ある中に自分のふるさとがあって、「ここが楽しい!」と思える場所があることは、とてもすてきなことだと思います。ドラマを通して、島根の若い人に「島根は楽しい!」と思ってもらいたいです。次の機会があれば出演したいし、また島根に来たいですね。   

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 「しまねがドラマになるなんて!」(1話5分、全10回)は、島根に転校した田鍋さん演じる高校生・東京子(あずまきょうこ)が、多くの人と出会い、生き方を模索しながら島根の魅力に気づくストーリー。12月22日までの毎週水曜日午後8時54分から、TSKさんいん中央テレビで放送。翌日には山陰中央新報に関連企画「しまねがドラマになったワケ」を連載する。

 たなべ・りりか 2003年千葉県生まれ。16年に開催されたモデルオーディション「ミスセブンティーン2016」でグランプリに選ばれ、芸能界デビュー。モデルのほか、CMやドラマで俳優としても活躍する。画像共有アプリ「インスタグラム」のフォロワーは約11万人。17歳。