【松江】松江市西川津町の朝酌川河川敷でコスモスが見頃を迎えた。昨年末に始まった住民の取り組みが花開いた。
コスモスを通じて自由に人が集まってつながる場をつくろうと、地元住民らが実行委員会(佐藤勇人委員長)を立ち上げ、松江東高校生ら延べ500人が、ススキなどの草の根や石の除去作業に汗を流した。
「コスモスの道」は学園通り沿いの河川敷約135メートル。通りがかった島根大総合理工学部2年の松平佳乃さん(19)は「とてもきれい。やっと秋だと感じられた」と笑顔だった。
コスモス畑は3~5年かけて、約500メートルに延ばす予定という。 (森みずき)