チューバの単独ライブを開く小畑清佳さん=浜田市黒川町、石央文化ホール
チューバの単独ライブを開く小畑清佳さん=浜田市黒川町、石央文化ホール
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チューバの単独ライブを開く小畑清佳さん=浜田市黒川町、石央文化ホール ここからも申し込めます

 巨大だけどあまり目立たない楽器チューバの魅力を知ってほしいと、浜田市を拠点に活動するプロ奏者、小畑清佳さん(27)が31日午後2時から、浜田市下府町のコミュニティースペースhamairo(ハマイロ)で単独ライブを開く。普段は音楽のベースラインを奏でることが多いチューバで主旋律を吹き、おっとりと柔らかな低音と、癒やされる見た目の大きさで子どもらを楽しませる。

 「でっかい楽器のコンサート」と題し初開催。小畑さんは広島市出身で、広島大で専門にチューバを学び今春、浜田市に移住した。大学などで音楽を学んだ卒業生をU・Iターン者として呼び込む活動をする「石見音楽文化振興会」(江津市江津町)の事業で、音楽を続けながら浜田市の国際交流協会でも勤務する。

 チューバは金管楽器で最も大きく、10キロを超す重量のものも。小畑さんは身長が140センチに満たなかった中学1年の時、吹奏楽部で出合い、必ずしも好きな楽器ではなかったというが高校、大学と続けた。

 大学時代、恩師に「楽器は音楽表現のためにある」と教わり考えさせられた。指先が器用でなく、木管楽器やトランペットのような速い音の動きは難しいと考えると、自分に最も向き、人に気持ちを伝えられるのがチューバだと気づいた。

 チューバは吹奏楽で主旋律を奏でることはほとんどなく専ら伴奏。縁の下の力持ちという存在だ。伴奏の出来具合で、クラリネットなど花形楽器の主旋律が輝く体験も重ねた。「今は影の指揮者という思いで演奏している」と胸を張る。

 単独ライブでは童謡「ぞうさん」や、エフィーという小ゾウを物語にした「エフィー組曲」などを演奏。「大きいだけで子どもは喜ぶはず。音の出る仕組みを教えたり、中をのぞいたりで楽しませたい」と話す。

 主催は石見音楽文化振興会で入場料は一般1500円、小学生以下無料。要予約で申し込みは電子メールbatakodesu06@gmail.com (板垣敏郎)