コース終盤に名物の石段が待ち構える第43回一畑薬師マラソン大会(出雲市、山陰中央新報社主催、NPO法人ひらたスポーツ・文化振興機構、出雲市体育協会雲州ひらた支部共催)が31日、出雲市小境町の一畑薬師山上を発着点とするコースで、710人が出場して行われた。昨年大会はコロナ禍で中止となっており、2年ぶりに秋の一畑路にランナーの足音が響いた。
大会は島根、鳥取両県在住者に限定し、5キロと10キロの距離別に男女、年齢別の計15クラスで実施。スタートは密集を避けるため、個々のランナーがスタートラインを通過した時点で計測が始まるウェーブスタート方式で行った。
ランナーは、宍道湖を望みながら坂道を下り、終盤の石段では膝に手を当てて苦しそうな表情を浮かべながらも、一歩ずつゴールを目指した。 (藤原康平)
<お 礼>
第43回一畑薬師マラソン大会は、関係者をはじめ、沿道の皆さま、ドライバーの方々のご協力、ご声援により無事終了しました。お礼申し上げます。
出雲市
山陰中央新報社