大相撲春場所千秋楽(28日・両国国技館)単独トップだった関脇照ノ富士が大関貴景勝を押し出し、12勝3敗で4場所ぶり3度目の優勝を決めるとともに、大関復帰を確実にした。大関経験者が転落後、復帰するまでに2度優勝するのは昭和以降初めて。3度目の殊勲賞も手にした。貴景勝は10勝5敗。 (26面に関連記事)

 大関同士の結びの一番は朝乃山が正代を上手投げで下し、10勝目を挙げた。正代は負け越し、来場所...