若女食品(江津市渡津町)と島根県立大総合政策学部(浜田市野原町)の学生が連携して開発した「フィップス」の販売が島根県西部のスーパー「キヌヤ」の計11店舗で始まった。カニかまを薄くスライスして揚げ、塩で味付けした商品で、おやつやおつまみ、土産品としての需要を見込む。
カニかまは浜田漁港などで水揚げされた未利用魚を原料に使用した。厚さ1ミリと薄く、サクサクとした食感で手軽に食べてもらえるのが特徴。
キヌヤは30日から先行販売し、価格は40グラム袋入り214円。4月中旬からは浜田市のスーパーや江津市の道の駅でも販売する。