兵庫県姫路市での鳥インフルエンザ発生を受け、鳥取県が17日、100羽以上を飼育する県内78カ所の養鶏場に消毒用の消石灰を配る方針を決めた。
消石灰は18日から順次配り、月内には配り終えるとしている。費用400万円は予備費を充てる。このほか県内の養鶏場に対して、野生動物の侵入防止や消毒の徹底を求める。
県畜産課によると、物流などで姫路市の養鶏場と関係がないことを確認した。
17日の庁内連絡会議で平井伸治知事は「既に県内に入っているとの緊張感を持って臨まないといけない」と述べた。
(藤井俊行)