紅葉を楽しむ参詣客=安来市清水町、清水寺
紅葉を楽しむ参詣客=安来市清水町、清水寺
紅葉を楽しむ参詣客=安来市清水町、清水寺

 安来市清水町の天台宗の古刹(こさつ)・清水寺で、境内の紅葉が見頃を迎えた。カエデやイチョウ、常緑樹が織りなす美しい自然の色彩が参詣客を魅了している。

 国指定重要文化財の根本堂(本堂)や島根県指定有形文化財の三重塔などがあり、古くから「厄払いの寺」として信仰を集める。

 境内にはカエデ、イチョウ、ドウダンツツジ、杉などの樹木が茂り、春は三重塔を背景に桜が咲き誇る。紅葉の名所として知られ、秋になると、赤く染まったカエデと黄色のイチョウが古寺を鮮やかに彩る。11月いっぱいが見頃という。

  (渡部豪)