最終組より1時間ほど先に回った稲見は、結果が確定するとクラブハウス前でキャディーを務めた奥嶋コーチと涙を流し喜び合った。「やっと終わった。やりきった」。9勝を挙げた約1年半のシーズンを「五輪でメダルを取れて、四大大会で優勝できて、賞金女王を取れて、自分の中で100点」と珍しく自...