DVDに合わせラジオ体操を楽しむ地域住民=浜田市国分町、民宿しまや
DVDに合わせラジオ体操を楽しむ地域住民=浜田市国分町、民宿しまや

 ラジオ体操の掛け声を浜田市国分町唐鐘地区の方言に置き換えた「はまだ弁ラジオ体操(唐鐘)」のCDとDVDが完成した。おなじみのフレーズを方言に置き換えただけでなく、ユーモアあふれる掛け合いが随所に入る。楽しく健康づくりができると市民に好評だ。

 唐鐘地区の「民宿しまや」代表の稲元正敏さん(72)が秋田弁のラジオ体操を聞いたことをきっかけに発案。知人らと「浜田弁ラジオ体操やってみょー会」が結成された。会長の吉川久美子さん(77)ら4人が掛け声を担当し、市地域おこし協力隊員が撮影と編集を手掛けた。

 市内でも、唐鐘地区の浜田弁は豪快さと大声が特徴という。ラジオ体操のリズムにうまく当てはまるよう短い言葉で伝わる表現に試行錯誤を重ねて仕上げた。

 CDとDVDは「よ~い、まめなかな(お元気ですか)」で始まる約3分40秒。「うじょー、前から、いこうに背伸びゅーする運動(腕を前から上げて大きく背伸びの運動)」などと、おなじみのフレーズを翻訳。さらに「五体が重とーて、飛ばれんわー(体が重くて飛べないよ)」などと随所に掛け合いを入れた。最後は「きょうも、せー出しんさいよー」(今日も頑張って)で締めくくる。

 DVDの撮影は5月にあり、地区住民ら約50人が参加。畳ケ浦や板ワカメ干し作業場など地元の景色の中で体操を楽しんだ。DVDに出演し、週1回10人ほどの高齢者が集まる「畳ケ浦健康サロン」では10月から浜田弁のラジオ体操を取り入れており「方言が面白い」と体を動かしながら自然と笑みがこぼれる。

 吉川さんは「継続的に楽しく体操してほしい。地域の健康を維持する手助けになればいい」と話した。

 CDは200円、DVDは300円。民宿しまやで販売する。
     (青山和佳乃)