再開発構想について講演する原田省病院長=米子市加茂町2丁目、国際ファミリープラザ
再開発構想について講演する原田省病院長=米子市加茂町2丁目、国際ファミリープラザ

 鳥取大医学部付属病院(米子市西町)の原田省病院長が7日、米子市内で講演し、新病棟建設など10年後をめどとする再開発構想を巡り、現在地を核に検討する考えを示した。「市の都市機能の中の病院と考えれば、いろいろな提案をいただけるとありがたい」と述べ、市の積極的な関与に期待した。
 米子商工会議所の医療教育・情報部会が主催する講演会で、病院の現状と今後をテーマに話した。
新病院構想について原田病院長は、9月に病院の将来像を検討する委員会を院内に設置したと紹介。「AI(人工知能)搭載のシステム活用などハード、ソフト両面から研究を進めたい。市の街づくりに反するものであってはならない」と述べた。
 新たな建設用地が必要となった場合、一帯には市有地があるが「私どもから(市に対し)どうとは申し上げられない」とし、現時点で再開発は「現在地での検討が核になる」と説明。「早い段階で市のグランドデザインを示していただけると、私たちの方向性ももう少し見通しやすくなる。いろいろな提案をいただきたい」と話した。
 再開発は施設が狭くなり、老朽化も進むことを背景に構想されている。
 (藤井満弘)