松江城(松江市殿町)周辺を巡る堀川遊覧船の「こたつ船」の船上で24~26日、菓子メーカー・ロッテが考えたアイス「雪見だいふく」入りのスイーツが無料で振る舞われる。各日先着300人で、冬のぜいたくなひとときを提供する。
「冬にこたつで食べる」イメージを打ち出して、40年前に発売が始まった雪見だいふくとこたつ船の相性の良さを見込み、松江市観光振興公社が2年前にロッテにコラボを打診。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、ようやく実現した。
振る舞われるのは、雪見だいふくが入った温かいぜんざい「縁結び雪見」で、レシピはロッテが考案した。公社の乙部明宏専務理事は「クリスマスの3日間、観光客や市民の方に喜んでもらいたい」と話す。ロゴをあしらったラッピング船は来年2月まで運航する。
大手前広場乗船場(殿町)から乗る必要があり、乗船料は大人1500円、小学生800円。 (森みずき)