ブランド米・龍の瞳を栽培する寺戸和憲さん=益田市美都町三谷
ブランド米・龍の瞳を栽培する寺戸和憲さん=益田市美都町三谷

 益田市美都町三谷の農業、寺戸和憲さん(73)が栽培した高級ブランド米「龍の瞳」が「第15回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」のプレミアム部門で最優秀金賞に次ぐ優秀金賞に輝いた。土作りからこだわり大粒の品種を有機栽培した逸品。初出品での快挙に「入賞すると思ってなかったので驚いている。今後も安全でおいしいコメづくりに取り組みたい」と意欲を新たにする。
 23歳で農業を始め、アイガモ農法を活用した有機農業の実践など、無化学肥料栽培による稲作に励む。新品種「いのちの壱(いち)」(ブランド名・龍の瞳)を発見した岐阜県の農家との出会いをきっかけに、2017年から地元で龍の瞳の有機栽培を始め、21年は1ヘクタールの圃場で作業に汗を流した。
 21年11月に山形県庄内町で開かれたコンテストの新品種を対象としたプレミアム部門に出品。張りのある食感と適度な甘さや香りが高く評価され、全220点の中から最優秀金賞(1点)に次ぐ優秀金賞(5点)に選ばれた。島根県内では今大会唯一の受賞。
 寺戸さんは「牛ふん堆肥や土壌改良剤の使用による土づくりを懸命に行ったのが功を奏したのではないか」と振り返る。今後は栽培面積を増やすつもりだ。
 龍の瞳は1キロ千円を超す高級品。寺戸さんは、このブランド米の生産会社・龍の瞳(岐阜県下呂市)を通じてインターネットで販売している。問い合わせは龍の瞳、電話0576(54)1801。
 (石倉俊直)