島根県唯一の国際貿易港・浜田港で港湾荷役や通関業などを担う浜田港運(株)(浜田市長浜町)で2021年5月から社長を務める。主力の木材輸入に加え、01年開設の国際定期コンテナ航路での貨物量増加に尽力。昨年3月から週1便に減り、海上運賃が高騰する苦境にあるが、「脱炭素社会の推進で輸送の在り方が見直される中、海上輸送の価値は高まる」と力を込める。

 脱炭素社会の推進と陸上運送業者の人手不足などを背景に、陸上長距離輸送の見直しが求められている。

 「海上輸送の利点は、一度にトラック数十台分ともいわれる貨物量を効率的に運べることだ。二酸化炭素の排出量はトラック輸送に比べると少ない。ただ、浜田港は島根県外の主要港と比べると週1便と利便性が低く、運賃は割高になる。県西部に生産拠点を持つ企業でも主要港を使ってトラックで長距離輸送するケースは少なくない」

 コンテナ航路開設から...