1922(大正11)年に鮮魚、仕出しの商店として誕生し、今年で創業100周年を迎えるそば店経営の(有)一福(島根県飯南町頓原)の代表取締役社長を務める。1958(昭和33)年にそば店を開店し、伝統の味を受け継ぎながら事業を拡大してきた。「商店から企業になっていく過渡期にあると認識している。今以上に従業員の幸せを第一に考え、いい企業になれるよう努力していきたい」と力を込める。
社長就任の当初、企業理念や事業目的、フィロソフィー(信条)の作成から仕事に着手した。
「その頃は、家族や親戚の寄せ集めのような『商店』としての性質が色濃く、まだ企業の体質に...
【WEEKLY FACE】従業員の幸せを第一に考え いい企業になれるよう努力 /(有)一福(島根県飯南町頓原)代表取締役社長 伊藤弘典氏
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