1995年の阪神大震災で神戸市須磨区の徳田秀夫さん(86)は最愛の妻静子さん=当時(68)=を亡くした。自宅は全壊し写真も残らなかったため、今は脳裏にだけ残る静子さんの笑顔が心の支えだ。震災から27年がたった今も「...