奨励賞に選ばれた中村萌乃さん=益田市高津3丁目、益田翔陽高校
奨励賞に選ばれた中村萌乃さん=益田市高津3丁目、益田翔陽高校

 新聞記事を家族や友達と一緒に読んで感想を聞き、自分の意見をまとめる日本新聞協会主催のNIE事業「いっしょに読もう!新聞コンクール」の入賞者・学校が25日発表され、島根県から益田翔陽高校3年の中村萌乃さん(18)が奨励賞に、同校が学校奨励賞に選ばれた。

 中村さんは同県吉賀町で民家など22棟を焼いた火事の後始末で、住民約150人がごみの分別や焼けた家財道具の運び出しに汗を流す様子を伝えた5月19日付の山陰中央新報の記事を取り上げた。「町内の方がボランティアを行っていて、人と人とが助け合える、とても優しい町」だと思ったとの感想や、記事について母親と話した結果として、自分の住む美都町でも助け合えるような人とのつながりを持ちたいとの意見をつづった。

 中村さんは「自分の感想を形にしたものが入賞してうれしい。これを機に新聞を読んでいきたい」と話した。

 コンクールには全国の小学校、中学校、高校・高専から過去最多の5万7561編が寄せられ、島根県からは過去2番目に多い237件の応募があった。地域審査(県内分)の結果は後日掲載する。

 全国では最優秀賞3編、審査員特別賞1編、優秀賞30編、奨励賞118編、優秀学校賞15校、学校奨励賞182校が選ばれた。

 鳥取県からは琴浦町立船上小学校5年の山本圭悟君が奨励賞に選ばれた。