出雲市出身の若手画家によるアート作品が、注目を集めている。漢字を独特の形に表現する「オリジナル漢字アート」と、奇抜さが特徴の「グロカワアート」で、パリとドバイで開催されるイベントへの出展も決まった。飛躍のチャンスをつかみ「世界を代表する画家になりたい」と大きな夢を描く。

 画家は出雲市湖陵町在住の久保和稀さん(24)。2018年4月から画家として漢字アートを創作する傍ら、お笑いコンビ「ロブスター」のボケ担当として島根県内のイベントで漫才を披露。21年10月のコンビ解散後は画家とローカルタレントとして活動する。

 漢字アートは高校時代に編み出した分野。漢字の形のかっこ良さを生かして...