スケートを楽しむ子どもたち=出雲市園町、宍道湖公園湖遊館
スケートを楽しむ子どもたち=出雲市園町、宍道湖公園湖遊館

 羽生結弦選手らが出場し、鍵山優真選手が銀メダル、宇野昌磨選手が銅メダルを獲得した五輪フィギュアスケート男子の熱戦後の11日午後、施設内には子どもたちの歓声がこだました。家族5人で来た島根大付属義務教育学校3年の原田理瑚さん(9)は羽生選手の滑りを見て興味が湧き、初めて連れて来てもらい「よく滑る。楽しい」と笑顔を見せた。

 コロナ禍前なら1日500~700人が訪れることがあったが、今シーズンは100人に届かない日も。2月に入り五輪開幕直後の週末の5日は180人、6日は220人で、11日は親子連れらが多く250人を超えた。

 マスク着用など感染対策のほか、まん延防止等重点措置期間の20日までは、入場者がおおむね250人以上になれば入場制限する。指定管理するNPO法人ひらたスポーツ・文化振興機構の久野友之さんは「安心して来てほしい」と呼び掛けた。

 浜田市上府町の総合スポーツ施設サン・ビレッジ浜田のアイススケート場は、感染拡大を受け、市の要請で20日まで休館している。