今月開幕する中学校と高校のフィギュアスケートの全国大会に、米子北斗高校3年の広冨さくらさん(18)と、妹で米子北斗中学校3年のひよりさん(15)が鳥取県代表として出場する。県内にスケートリンクがないハンディを乗り越え、ダンスで磨いた表現力で観客を魅了する演技を披露する。

 2人は最高難度レベル4のスピンを成功させることができ、昨年10月に岡山県内であった鳥取県予選で各1枠の県代表の座を射止めた。さくらさんは全国高校総体(17日~、青森県)、ひよりさんは全国中学総体(30日~、長野県)に出場する。

 練習拠点は隣県の...