島根県は11日、新たに62人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。鳥取県が発表した新規感染者は67人だった。いずれも11日の検査で判明した。島根県内では県央保健所管内の医療機関でクラスター(感染者集団)が発生した。
島根県の居住地別は、松江市24人、出雲市15人、安来市12人、浜田市3人、大田市2人、雲南市2人、益田市1人、江津市1人、飯南町1人、県外1人。
島根県内のクラスター認定は68例目で、医療機関は2例目。職員と患者計6人の感染が確認されたが、接触者が把握できていることから施設名は公表しない。一般医療に影響はないという。
鳥取県の保健所別は、米子26人、倉吉22人、鳥取市19人だった。
鳥取市は11日の検査で、市役所4階で勤務する職員1人が感染したと発表。接触者として12日にPCR検査した職員1人も感染が確認された。不特定多数と接する業務ではなく、本庁舎は14日以降、通常通り開庁する予定。
累計感染者数は島根5137人、鳥取4688人。12日午前0時時点の確保病床使用率は島根(368床)28・8%、鳥取(350床)22・9%。宿泊療養は島根38人、鳥取69人。自宅療養は島根435人、鳥取475人。重症者は島根0人、鳥取1人。
(多賀芳文)













