全焼した三角山神社本殿=鳥取市用瀬町用瀬(鳥取市提供)
全焼した三角山神社本殿=鳥取市用瀬町用瀬(鳥取市提供)

 鳥取市は14日、同市用瀬町用瀬の三角山(508メートル)山頂にある市指定文化財・三角山神社本殿が全焼したと発表した。被災時期や原因は不明という。

 智頭署によると、本殿と劣化を防ぐための覆屋は木造で、約13平方メートルを全焼した。通電しておらず、事件性があるかは捜査中。

 市教育委員会文化財課によると、普段は無人。焼失に気づいた登山者が12日に市用瀬総合支所に連絡して発覚した。

 本殿は江戸後期の1845年に建てられ、明治末期の1907年に東向きから西向きに建て替えられた。合併前の旧用瀬町が1976年に文化財に指定。社殿が山頂にあるのが特徴的で、精密な装飾が施されていた。今後、文化財課が所有者や氏子の意向を聞き、対応を検討する。