松江工業高等専門学校(松江市西生馬町)のクイズ研究会が活躍を続けている。昨年11月にあった全国のクイズ愛好家が競う「全日本クイズリーグ(AQL)2021」中四国ジュニアリーグで2位となり、3年連続で全国大会出場を果たした。1月の全国大会は1次リーグで敗退したものの、次なる大会に向けて練習に励んでいる。 (中島諒)
2018年に発足した研究会は現在1~4年の計25人が所属する。昨年の「AQL2020」は1~3年が出場するジュニアの部で全国3位に入り、実力校の一角として名をはせる。
昨年、岡山県内であった中四国リーグは、5校による総当たり戦を3勝2敗で勝ち越して2位となった。
全国14リーグの2位以下18チームで競う1次リーグは2勝6敗と振るわず、勝ち進んだ先にある各リーグの1位が集う2次リーグへの進出はかなわなかった。
オンラインであった大会は時事問題に加えて「『地球は青かった』で知られる宇宙飛行士は」「『そこに山があるから』と答えた登山家は」といった「ベタ問」と呼ばれる定番の問題をいかに正確に早く答えられるかが明暗を分ける。
情報工学科3年の森田久遠リーダー(18)は「結果は悔しかったが全国の強豪との試合は楽しかった。練習を積んで次の大会では優勝を目指したい」と腕をまくり、知識を磨き直している。