凍結防止剤を散布する建設業従業員=17日午前8時48分、益田市駅前町
凍結防止剤を散布する建設業従業員=17日午前8時48分、益田市駅前町

 山陰両県は17日、強い寒気が流れ込んで今季一番の冷え込みとなり、平地でも雪が積もった。両県の観測地点29カ所全てで気温が氷点下となり、うち20カ所が今季最低気温を記録した。

 気象庁によると、午後5時時点の最低気温は、赤名(島根県飯南町)氷点下6・8度▽茶屋(鳥取県日南町)同6・5度▽益田同3・4度▽松江同2・8度▽鳥取同2・5度ーなど。積雪は、大山214センチ▽智頭(鳥取県智頭町)42センチ▽横田(島根県奥出雲町)29センチ▽倉吉28センチ▽西郷(同県隠岐の島町)11センチ▽松江6センチーなどだった。

 益田市中心部は早朝から雪が強まった。JR益田駅前で約3センチ積もり、市民が雪かきに追われた。職場付近の雪かきに汗を流した同市本俣賀町の会社員、藤枝良弥さん(25)は「降り出してから一気に積もったので驚いた。早く収まってほしい」と願った。

 島根、鳥取両県警交通企画課によると、16日から17日朝にかけて積雪や路面凍結に伴う交通事故が両県合わせて約80件発生した。

 鳥取県内では公立の小中高校など52校が臨時休校となった。島根県内では隠岐島前高校(海士町)が通学に使う内航船欠航に伴い休校になるなど高校2校で臨時休校となった。

 空の便は、羽田ー鳥取の1往復2便が欠航。隠岐ー出雲でも約1時間遅れが生じた。高速バスは出雲、松江などと広島を結ぶ計58便が運休となった。

 松江、鳥取両地方気象台によると、18日明け方にかけて雪が続くが、以降は天気が回復する見込み。両気象台は積雪や凍結による交通障害や転倒に気をつけるよう呼び掛ける。
   (原暁、石倉俊直)