バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)で西地区2位の島根スサノオマジックが、1カ月の中断期間を終え、5、6の両日、ホームの松江市総合体育館で同8位の大阪エヴェッサと対戦する。本格的にリーグ後半戦がスタート。島根は3、4月に、西地区首位の琉球ゴールデンキングスとの4試合を含めて26試合がある。目標とするチャンピオンシップ出場に向け、正念場の戦いが始まる。
西地区3位以内なら、順位だけでチャンピオンシップ出場が決まる。島根は、中断期間に入る直前の3試合でインサイドの要、リード・トラビスが欠場したが、ペリン・ビュフォードや安藤誓哉、ニック・ケイらが活躍し、連勝を今季最長の7に伸ばした。通算24勝8敗で、琉球(27勝3敗)を4ゲーム差で追う。
3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(21勝9敗)とは2ゲーム差。今季、大型補強した広島ドラゴンフライズ(20勝16敗)が4位につけている。
後半戦は、新型コロナウイルスの影響で中止になった4試合の代替日程が組み込まれたこともあり、3、4月は水曜日の試合がほぼ毎週の8試合ある。
コンディション調整が難しくなるが、11、12日(松江市総合体育館)、4月23、24日(沖縄アリーナ)の琉球戦、4月2、3日(松江市総合体育館)の川崎ブレイブサンダース戦といった上位チームとの試合は万全な状態で臨みたい。主力選手の出場時間をうまくコントロールすることも厳しい日程を乗り切る上で重要になる。
5、6日の大阪戦は、山陰中央新報社のスポンサードゲームとして行われる。会場では、会員制交流サイト(SNS)を通じて集めた応援メッセージを使ってデザインし、両チームの選手や試合の見どころも紹介する特別紙面が配布されるほか、島根の選手のサインなどが当たる抽選コーナーも設ける。 (三浦純一)