島根県は13日、99人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松江市内の保育施設など新たに4件のクラスター(感染者集団)も認定した。鳥取県の新規感染は83人だった。両県とも12日確認分。
島根県の居住地別は、松江市58人、出雲市32人、益田市4人、安来市、雲南市、大田市、江津市、邑南町が各1人。
クラスターが発生した松江市内の保育施設は2カ所で、それぞれ15人と7人の関係者の感染が確認された。このほか同市内の事業所で関係者5人、出雲市内の児童福祉施設で職員と利用者計19人の感染が確認され、県内のクラスターの累計は121件となった。
学校関係は出雲市の小学校3校が一部休校、安来市の小学校1校が休校する。
鳥取県の保健所別は鳥取市41人、米子34人、倉吉8人。鳥取県警は米子署に勤務する職員1人の感染が判明したと発表した。業務に支障はない。
累計の感染者は島根7685人、鳥取7893人。13日午前0時時点の確保病床使用率は島根(368床)29・6%、鳥取(350床)18・3%。宿泊療養は島根42人、鳥取88人。自宅療養は島根591人、鳥取471人。両県とも重症者はいない。