ワクチン接種の流れを確認する参加者
ワクチン接種の流れを確認する参加者

 新型コロナウイルスワクチンの在宅高齢者への集団接種を5月に始める邑南町で14日、医師や看護師、町職員ら70人が本番を想定したリハーサルをした。

 町内の在宅高齢者で、接種対象者は約3500人を見込み、町内3カ所に会場を設ける。

 リハーサルは実際に会場となる同町矢上の矢上交流センターであり、検温、予診票の記入チェック、医師の診察を経た接種、15分間の健康観察、接種済証の交付までの流れを確認した。

 体の不自由な住民へのケアや、接種後にアナフィラキシーショックが出て救急対応が必要になったとの想定も交え、訓練した。

 町保健課の土崎しのぶ課長は「本番では、効率良く接種できるように配慮したい」と話した。(糸賀淳也)