島根スサノオマジックは、二十世紀梨をイメージした黄緑色の特別ユニホームでB1での球団記録となる9連勝を飾った。華麗な連係プレーや11本の3点シュートなどで、駆け付けたファンを魅了した。
特別ユニホームは、鳥取県の名産をモチーフにしてファンを広げようと企画。背中の上部にプリントしたロゴマークには「鳥根(とりね)」の文字も入れた。
「黄緑色のユニホームは選手生活で初めて。似合うか心配だった」という金丸晃輔は8試合連続で欠場した後、この日が復帰3戦目。3点シュート4本を含む21得点で勝利に貢献し、MVPインタビューでは「あしたは同じ展開にはならない。きょうより大きな応援をお願いします」と客席に呼び掛けた。
ユニホームは地元ファンにも好評で、鳥取市の会社員、岡島芳樹さん(34)は「試合を楽しみにしていた。ユニホームは鳥取を意識した色なので、うれしい。東地区の強豪との試合も鳥取市で開催してほしい」と話した。