島根県と鳥取県が10日、それぞれ113人、62人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。両県とも9日確認分。鳥取で新たに1件のクラスター(感染者集団)の発生が確認された。
島根県の居住地別は松江市48人、出雲市40人、益田市7人、雲南市5人、江津市4人、安来市3人、浜田市2人、大田市、邑南町、隠岐の島町、県外が各1人。
鳥取県の保健所別は米子29人、鳥取市28人、倉吉5人。
クラスターが発生したのは米子市内の高齢者福祉施設。7日までに利用者と職員計6人の感染が確認され、同日から利用休止となっている。接触者の特定ができており、施設名は公表しない。
10日午前0時時点の確保病床使用率は、島根(371床)17・8%、鳥取(350床)12・3%。宿泊療養は島根45人、鳥取81人。自宅療養は島根942人、鳥取465人。両県とも重症者はいない。