島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根、鳥取両県が18日、それぞれ106人、74人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。島根県では医療機関に入院していた患者1人が死亡し、死者は累計13人となった。クラスター(感染者集団)は新たに島根で県警本部と松江市内の保育施設、出雲市内の社会福祉施設の計3件、鳥取では倉吉市内の保育所で発生した。いずれも17日判明分。

 島根県の居住地別の内訳は松江市61人、出雲市36人、安来市、雲南市各3人、大田市、江津市、海士町各1人。新たに発生したクラスター3件は、17日までにそれぞれ7人(計21人)の感染が判明。いずれも接触者は把握できているという。クラスターは累計188件となった。

 松江市は松江刑務所の職員1人、島根原子力発電所の協力会社社員2人、市立保育施設職員2人、市立学校10校の関係者16人が感染し、10校はそれぞれ一部休校。出雲市は市立小学校3校で一部学級が休校となった。

 安来市は市立小学校(1校)で、関係者1人の感染に伴い18、19の両日の1学年が休校。江津市では市役所分庁舎の職員1人の感染が確認されたが、濃厚接触者として11日から出勤しておらず、庁舎業務は通常通りとしている。

 鳥取県の保健所別は、米子38人、鳥取市36人。倉吉市内の保育所のクラスターは、園児、職員計7人が陽性。利用者が特定されているとして施設名は公表していない。県内のクラスターは113件となった。

 鳥取市では鳥取刑務所の30代の男性職員が感染。一部の刑務作業を停止したが、受刑者の収容には影響がないとしている。米子市は市役所本庁舎4階と宇田川公民館の職員各1人の陽性を確認したが、業務への影響はない。

 18日午前0時時点で、累計患者数は島根1万1787人、鳥取1万941人。確保病床の使用率は島根(371床)が18・3%、鳥取(350床)が15・7%、宿泊療養は島根40人、鳥取110人、自宅療養は島根995人、鳥取652人。重症者は島根1人で、鳥取はいない。
 (佐々木一全、藤井俊行)